栖養八幡神社(すがいはちまんじんじゃ)は、徳島県板野郡板野町に鎮座する神社である。
歴史
1403年(応永10年)に創建。土御門天皇がこの地に行在所を営まれた際に板西城主である赤沢氏によって京都の石清水八幡宮の分霊を勧請した。神社名の由来は古くから真弓原、栖養の里と呼ばれ、地主権現を祭る松杉などの茂る森であったことによる。
戦国時代には細川家・三好氏の崇敬社となったが、1582年(天正10年)の長宗我部元親の戦火により全てを焼失した。1672年(寛文12年)に蜂須賀家の家臣である伴藤太夫貞茂によって再興。1871年(明治4年)に郷社に列せられ、1919年(大正8年)に道祖神社など6社を合祀し、1928年(昭和3年)に春日神社を合併した。
祭神
- 品陀和気命
交通
- 高松自動車道「板野インターチェンジ」より車で約10分。
- JR「板野駅」より車で約5分。