横山芳介(よこやま よしすけ、1893年(明治26年) - 1938年(昭和13年)1月30日)は、日本の作詞家。農林省地方小作官・正五位勲五等に至る。東京出身。

人物

1909年、東京高等師範学校附属中学校(現・筑波大学附属中学校・高等学校)を卒業し、東北帝国大学農科大学(現在の北海道大学)に入学。

日本三大寮歌のひとつである、北海道大学恵迪寮の1912年(明治45年)度・寮歌「都ぞ弥生」を作詞した。

大学卒業後の1920年(大正9年)3月26日から、小作調停官として静岡県に赴任。

開明的実務家として、農民の側に立って地主との調停を行うなど、ヒューマニズムにあふれた小作官として親しまれたが、若くして亡くなった。

栄典

  • 1938年(昭和13年)1月30日 - 正五位

出版物

著作物
  • 『漫興記』 - 「桐陰会創立第二十週年記念号」 1910年 桐陰会(制作)に収録。
関連書籍
  • 『小作官・横山芳介の足跡 ~北大寮歌「都ぞ弥生」の作詞者~』 田嶋謙三、塩谷雄、大高全洋(著) 北海道大学図書刊行会 2003年

脚注

関連項目

  • 筑波大学附属中学校・高等学校の人物一覧
  • 清き國ぞとあこがれぬ - 横山を主役として北海道大学恵迪寮の寮歌「都ぞ弥生」の制作過程を描いたドキュメンタリードラマ

外部リンク

  • 小作官・横山芳介の足跡

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