アブラハム・ブリューゲル (Abraham Brueghel, 1631年–1690年)は、フランドルの画家。多くの画家を輩出したブリューゲル家の出で、ヤン・ブリューゲル (子)の息子である。花を描いた静物画で知られている。

生涯

アブラハム・ブリューゲルはアントワープで生まれ、若い時期のほとんどをそこで過ごし、父親の元で修業した。彼は若い頃からその才能を発揮し、10代から高い評価を得るようになった。

1649年、18歳の時にイタリアに赴き、シチリア貴族の元で活動する。この頃から花を描いた静物画を多く描くようになった。

10年後の1659年にはローマに移り、翌年イタリア人女性と結婚。1670年にはアカデミア・ディ・サン・ルカのメンバーとなっている。

その後ナポリに移り、1690年に亡くなるまでその地で過ごした。

家系図


Abraham Brueghel, 1631 1697 Hampel Kunstauktionen

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Abraham Brueghel, 1631 1697 Hampel Kunstauktionen

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