西埠頭駅(にしふとうえき)は、かつて岡山県倉敷市水島海岸通2丁目にあった水島臨海鉄道西埠頭線の貨物駅。1997年(平成9年)10月1日以降、貨物列車の発着はなくなり、2016年(平成28年)7月15日に正式に廃駅となった。
歴史
- 1962年(昭和37年)7月1日:倉敷市営鉄道の駅として開業。
- 1970年(昭和45年)10月29日:三菱石油専用鉄道運輸開始(専用線から切り替え)。
- 1970年(昭和45年)4月1日:水島臨海鉄道に譲渡。
- 2002年(平成14年):0.9 km北へ移転。
- 2016年(平成28年)7月15日:西埠頭線廃止により廃駅となる。
駅構造
駅構内は数本の路線が残されているのみとなっている。
かつては、駅周辺にある三菱石油水島製油所(現・ENEOS水島製油所)や日清オイリオグループ水島工場への専用鉄道、三菱ガス化学水島工場への専用線が駅から分岐していたが、1997年(平成9年)9月の三菱石油専用鉄道を最後にすべて廃止された。同専用鉄道からは、湖山駅などへ石油が発送されていた。
駅周辺
周囲は水島港に面する水島臨海工業地帯である。
- 日清オイリオグループ水島工場
- ジヤトコ水島事業所
- 三菱ガス化学水島工場
- ENEOS水島製油所
隣の駅
- 水島臨海鉄道
- 西埠頭線
- 三菱自工前駅 - 西埠頭駅
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧



