オクナ属(オクナぞく)はオクナ科の低木。

特徴

葉は単葉で互生し、多くの種は革質で鋸歯縁。花は黄色で大きく、円錐花序、総状花序または散形花序を形成する。花後に萼と花托が赤色に変わり、黒く熟する果実とともに長期間鑑賞される。

下位分類群

オクナ属は90種が知られ、日本国内では主にオクナ・キルキーOchna kirkiiとオクナ・セルラタOchna serrulataの2種が植物園などで栽培される。花後の赤い萼と黒い実の様子から両種ともにミッキーマウスツリーなどの名称で苗が市販されることがある。

分布と生育環境

旧世界(アフリカおよびアジア)の熱帯~亜熱帯域が原産。一部の種はアフリカ南部の温帯域にも分布。オクナ・キルキーは熱帯アフリカ東部のケニア、モザンビーク、タンザニア原産。オクナ・セルラタは南アフリカ共和国、レソト、スワジランド原産。シルンビ(学名:Ochna lanceolata)はインド原産。

利用

日本国内では植物園や温室で栽培されることが多い。オクナ・セルラタは室内観葉植物としても栽培されるほか、温暖な沖縄県内では庭園・公園・生垣にも利用される。繁殖は挿し木や実生による。シルンビの材は淡黄色で軽く柔らかく弾性に富み、ステッキに用いられる。

脚注

参考文献

  • 海洋博記念公園管理財団「ミッキーマウスツリー」『沖縄の都市緑化植物図鑑』新星出版、那覇市、1997年。ISBN 9784902193732。 
  • (社)日本インドア・グリーン協会 編「オクナ属 オクナ・キルキー、オクナ・セルラータ」『観葉植物と熱帯花木図鑑』誠文堂新光社、2009年、62頁。ISBN 9784416409046。 
  • 熱帯植物研究会 編「シルンビ Ochna wightiana」『熱帯植物要覧』(第4版)養賢堂、1996年、94頁。ISBN 492439503X。 O. lanceolataのシノニム

外部リンク

  • オクナ科の植物図鑑 進化する植物図鑑 理科教材データベース 岐阜聖徳学園大学教育学部川上研究室
  • ミッキーマウスの木 (オクナ・セルラタ) 季節の花300
  • Q. <ミッキーマウスノキ> 緑化協会の玄関に面白い形をした実を付けている鉢植えの植物がありますが、名前と栽培方法を教えてください。 花とみどりの相談所だよりQ&A (公財)京都市都市緑化協会
  • Ochna lanceolata Spreng. India Biodiversity Portal (シルンビに関するリンク)

正式名はオクナ科オクナ。南アフリカ原産の低木で約1.…:珍しい植物 写真特集:時事ドットコム

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