清川駅(きよかわえき)は、山形県東田川郡庄内町大字清川字下川原にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)陸羽西線の駅である。
陸羽西線は2022年(令和4年)5月より列車の運行を休止、バス代行を行っており、当駅も休止駅となっている。代行バスについては「陸羽西線#バス代行輸送」を参照。
歴史
- 1914年(大正3年)
- 6月14日:官設鉄道(のちに日本国有鉄道)酒田線が古口駅から延伸した際の終着駅として開業。
- 8月16日:酒田線が狩川駅まで延伸され、途中駅となる。
- 1917年(大正6年)11月1日:路線名改称に伴い、陸羽西線の駅となる。
- 1978年(昭和53年)9月20日:貨物の取り扱いを廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 1991年(平成3年)3月16日:CTC化により無人化(交換施設は残る)。
- 2000年(平成12年)3月:現駅舎が竣工。
- 2004年(平成16年):交換施設を撤去し、棒線化。
- 2022年(令和4年)5月14日:高屋道路の(仮称)高屋トンネル建設関連工事に伴う陸羽西線の列車運行休止に伴い、鉄道駅としての営業を休止する。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅である。かつては島式ホーム1面2線の構造で、交換設備は撤去されたものの閉塞境界として場内・出発信号機は残され、現在でも稼動している。2018年(平成30年)に発生した集中豪雨による復旧作業においては、8月20日から10月7日までの間、当駅において余目方面へ一部列車が折り返し運転を行っていた。駅舎側の線路を残しているため、駅舎とホーム(余目方)は構内踏切で連絡している。使われなくなったホーム端には柵が設置されている。
新庄統括センター(新庄駅)管理の無人駅で、2000年(平成12年)に升形駅などと同じ意匠の簡易な駅舎に建て替えられるまでは、木造の駅舎が残っていた。
利用状況
「山形県の鉄道輸送」によると、2000年度(平成12年度)- 2004年度(平成16年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
駅周辺
最上川と鉄道の間に細長い集落がある。駅南西側はすぐに山地である。
- 庄内町役場清川出張所
- 清川郵便局
- 清河八郎記念館
- 松山温泉
前述の陸羽西線列車代行バスは、駅前にバス停が設置されている。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■陸羽西線
- 高屋駅 - 清川駅 - 狩川駅
脚注
注釈
出典
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 駅の情報(清川駅):JR東日本




