野村 峻哉(のむら しゅんや、1995年4月22日 - )は、鹿児島県志布志市出身の元陸上競技選手。専門は長距離走。鹿児島城西高等学校、東洋大学経済学部経済学科卒業。現役時代は安川電機に所属した。身長173cm、体重55kg。東洋大学陸上競技部第65代主将。
来歴 ・人物
- 中学時代から全国大会に出場するなど力のあるランナーだった。
- 高校では5000m14分20秒台をマークしたものの、1年次の国民体育大会以来、全国の舞台からは遠ざかっていた。
- 2014年度に東洋大学に入学。1年次は駅伝の出場はなかった。
- 2015年度の第27回出雲駅伝5区で大学駅伝デビュー。区間3位と好走したが優勝争いには絡めず、チームは4位に終わった。
- 第47回全日本大学駅伝では6区を担当。併走する青山学院大学の渡邉心に一度は引き離されるが、ラスト300mで驚異的なラストスパートをかけ10秒の差をつける。このリードが奏功し、チームの全日本大学駅伝初優勝に繋がった。
- 第92回箱根駅伝では3区にエントリーされたものの故障により当日服部弾馬に変更された。
- 3年時の第28回出雲駅伝では5区区間9位と振るわず、チームも9位に終わった。
- 第48回全日本大学駅伝では6区エントリーされたものの当日竹下和輝に変更された。
- 第93回箱根駅伝では9区を担当。区間賞を獲得する快走で、戸塚中継所では1分06秒の差があった早大・光延誠を17.4kmで捉え2位に浮上した。
- 4年時は主将に就任したが、故障に苦しみ学生三大駅伝は全てエントリーメンバーから外れた。
- 大学卒業後は安川電機に所属したが、2020年度をもって現役を引退。
- 弟の昭夢は青山学院大学3年次となる第100回箱根駅伝では6区を走り、58分14秒の区間2位の走りで同校の総合優勝並びに復路優勝に貢献した。また、4年次となる第101回箱根駅伝でも再び6区を走り、56分47秒の区間新記録を樹立し、同校の連覇並びに復路新記録(復路優勝は駒澤大学)に貢献した。
戦績・記録
大学駅伝戦績
自己ベスト
- 5000m : 14分03秒15(2018年)
- 10000m : 29分16秒42(2015年)
- ハーフマラソン : 1時間02分50秒(2020年)
脚注
注釈



