最高エネルギー宇宙線(さいこうエネルギーうちゅうせん、extrem-energy cosmic ray、EECR)とは、GZK限界を越えるエネルギーを持つ宇宙線のことである。

AGASAによって従来の理論を超える量のエネルギーを持つ宇宙線が観測された。しかし、HiResでは理論内の量しか観測されなかった。そのため、どちらの測定結果が正しいのかを確かめるため2007年よりTA計画が始まる予定。

最高エネルギー宇宙線が理論値を超える量であった場合以下の理由が考えられる。

  • 最高エネルギー宇宙線の発生源が1.5億光年以内に存在する。
  • 特殊相対性理論が高エネルギー領域において破れている。
  • 宇宙背景放射の観測の間違い。
  • 宇宙線と光子の反応確率の間違い。

脚注

関連項目

  • オーマイゴッド粒子

米ユタ州での実験で極めて高エネルギーの宇宙線が観測された様子を示すイメージ図 CNN.co.jp

数億光年の彼方から、今日も地球に降り注ぐ!? 「最高エネルギー宇宙線」の正体を突き止める! WHO’S LAB |大阪電気通信大学研究室紹介サイト

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