ダラス・クレイトン・ゴーダート(Dallas Clayton Goedert, 1995年1月3日 - )は、アメリカ合衆国サウスダコタ州アバディーン出身のプロアメリカンフットボール選手。NFLのフィラデルフィア・イーグルスに所属している。ポジションはタイトエンド。
経歴
生い立ち
サウスダコタ州アバディーンで生まれる。ダラス・カウボーイズの大ファンであった父により「ダラス」と名付けられた。
カレッジ
サウスダコタ州立大学では2013年から2017年までプレーし、通算で198レシーブ、2,988レシーブ獲得ヤード、21のレシービングTDを記録。特に2017年シーズンはキャプテンを務め、72レシーブ、1,111レシーブ獲得ヤード、7つのレシービングTDを記録した。
在学中はFCSオールアメリカンファーストチームに2度、オールMVFCファーストチームに3度選出された。
フィラデルフィア・イーグルス
2018年のNFLドラフトにて全体49位でフィラデルフィア・イーグルスから指名された。イーグルスは元々52位指名権を保持していたが、直前のトレードで49位指名権を獲得していた。なお、直後の50位指名権を保持していたのは自身の名前の由来となったダラス・カウボーイズであり、こちらもゴーダートの指名を狙っているとされていた。2018年5月9日にイーグルスと4年総額562万ドルのルーキー契約を結んだ。
2018年シーズン
このシーズンは16試合に出場して33レシーブ、334レシーブ獲得ヤード、4つのレシービングTDを記録した。
プレーオフではワイルドカード・ラウンドのシカゴ・ベアーズ戦で逆転となるレシービングTDを記録。さらに試合最終盤にはファーストダウンを更新する10ヤードのレシーブを成功させ、勝利を決定付けた。
2019年シーズン
第16週のダラス・カウボーイズ戦で9レシーブ、キャリアハイとなる91レシーブ獲得ヤードを記録して勝利に貢献した。シーズン全体では15試合に出場して58レシーブ、607レシーブ獲得ヤード、5つのレシービングTDを記録した。
プレーオフではワイルドカード・ラウンドのシアトル・シーホークス戦で7レシーブ、76レシーブ獲得ヤードを記録したが、チームは敗れた。
2020年シーズン
開幕前の2020年6月22日にサウスダコタ州のバーで暴行を受け、救急搬送された。
その後、ワシントン・フットボールチームとのシーズン開幕戦で8レシーブ、キャリアハイとなる101レシーブ獲得ヤードを記録した。このシーズンは足首の怪我もあり11試合の出場に留まったが、46レシーブ、524レシーブ獲得ヤード、3つのレシービングTDを記録した。
2021年シーズン
シーズン開幕後の2021年10月に同じポジションのザック・アーツがトレードで移籍すると、役割が増加した。その後、11月19日にイーグルスと4年総額5,700万ドルの契約延長に合意した。このシーズンは15試合に出場して56レシーブ、830レシーブ獲得ヤード、4つのレシービングTDを記録した。
2022年シーズン
このシーズンは12試合に出場して55レシーブ、702レシーブ獲得ヤード、3つのレシービングTDを記録した。
プレーオフではカンザスシティ・チーフスとのスーパーボウルで6レシーブ、60レシーブ獲得ヤードを記録したが、チームは敗れた。
脚注
外部リンク
- 選手の通算成績と情報: NFL.com • Yahoo! Sports • Pro-Football-Reference
- Philadelphia Eagles bio
- South Dakota State Jackrabbits bio
- ダラス・ゴーダート (@goedert33) - X(旧Twitter)
- ダラス・ゴーダート (@sgoboy_88) - Instagram




