『モノクローム』は、日本の歌手のUruの1作目のオリジナル・アルバム。2017年12月20日にソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズから発売された。
概要
Uruにとって初となるアルバム作品。アルバムタイトルは「『これがUruである』みたいなものがパッと見てわかるもの」ということを前提に、「白と黒の世界から出て来て、そこが出発点でもあるから」「デビュー前はライブ活動を行なわず、狭い世界で活動を行なっていたから単色だった」という理由で付けられた。デビュー曲「星の中の君」から先行シングルとして発売された「奇蹟」までのシングル5曲のほか、タイアップ曲を含む全14曲が収録された。
初回生産限定盤(映像盤)、初回生産限定盤(カバー盤)、通常盤の3形態で発売され、映像盤にはシングル5曲のミュージック・ビデオと前年9月に開催されたデビュー・ライブ『Uru Live「SS」』からのライブ映像を収録したBlu-ray、カバー盤にはUruがデビュー前よりYouTubeにて公開していた100曲のカバーからセレクトされたカバー曲と新たに録音されたカバー曲を収録したCDが付属。また2024年6月15日には、デビュー8周年を記念して初回生産限定盤(カバー盤)の収録内容を網羅した『モノクローム Cover Complete Edition』を配信リリースした。
チャート成績
2018年1月1日付のオリコン週間アルバムランキングとBillboard Japan Hot Albumsチャートで初登場18位を獲得し、同日付のBillboard Japan Top Albums Salesチャートでは初登場16位を獲得した。
収録内容
曲の解説
- 追憶のふたり
- ファントム・フィルム配給映画『悪と仮面のルール』の主題歌で、別れた元恋人の幸せを願う女性の気持ちで歌ったバラード。アレンジにはジャズやブラックミュージックの要素が取り入れられた。
- 奇蹟
- 5thシングルで、本作からの先行シングル。
- フリージア
- 3rdシングル。
- 鈍色の日
- デビュー後まもなくして書いた楽曲で、発売前よりライブで披露していた。歌詞は川口大輔より渡された楽曲を聴いた段階で、Uruが想像した「頑張ってもうまくいかず、中途半端でぼんやりした感情」を描いたもの。
- ホントは、ね
- キヤノン「ピクサス」CMソング
- しあわせの詩
- 4thシングル。
- Sunny day hometown
- キヤノン「ピクサス」CMソング。
- fly
- 歌詞は、Uruが幼少期に読んでいた絵本『ラチとらいおん』をイメージして書いたもので、同作に登場するライオンの視点の歌詞となっている。
- The last rain
- 2ndシングル。
- いい男
- 次作『オリオンブルー』には、この楽曲と対になる楽曲「いい女」が収録された。
- アリアケノツキ
- デビュー前から存在していた楽曲で、歌詞はUruの父が死去した時の母の日記を元になっている。「鈍色の日」と同様に発売前からライブで披露していた。
- 娘より
- すなお
- NTT西日本 WebCMソング。
- 星の中の君
- 1stシングルで、デビュー曲。
以下、カバー盤に収録。
- 楓
- スピッツのカバー曲。
- たしかなこと
- 小田和正のカバー曲。
- 木蘭の涙
- スターダストレビューのカバー曲。
- THE OVER
- UVERworldのカバー曲。
- OH MY LITTLE GIRL
- 尾崎豊のカバー曲。
- 真赤
- My Hair is Badのカバー曲。
- ハッピーエンド
- back numberのカバー曲。
- 糸
- 中島みゆきのカバー曲。
出典
外部リンク
- Uru 1st Album「モノクローム」特設サイト
- Uru 1st ALBUM「モノクローム」ダイジェスト 2017.12.20 Release - YouTube
- Uru 1st ALBUM「モノクローム」カバー盤ダイジェスト 2017.12.20 Release - YouTube
- 【1st AL「モノクローム」】 - YouTubeプレイリスト
![駿河屋 Uru / モノクローム[初回限定盤B][カバー盤](状態:ディスク2・スリーブ欠品)(邦楽)](https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/220260615.jpg)



