長浦駅(ながうらえき)は、千葉県袖ケ浦市蔵波にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)内房線の駅である。
歴史
当時の長浦村長が調査に来た進駐軍に請願し開設された。
年表
- 1947年(昭和22年)1月10日:運輸省の駅として開設。
- 1987年(昭和62年)
- 2月:ホーム上屋を延長。
- 4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 9月:一部快速列車が停車開始(当初は下り1本のみ)。
- 1992年(平成4年)10月16日:駅前広場整備完成に伴い、小湊鉄道バスが乗入開始。
- 1995年(平成7年)3月4日:自動改札機を設置し、供用開始。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
- 2004年(平成16年)10月16日:快速列車が全列車停車となる。
- 2014年(平成26年)
- 2月22日:この日をもってみどりの窓口が営業を終了。南北自由通路の供用を開始。
- 2月23日:新駅舎の供用を開始。
- 4月1日:業務委託化。
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有する。
木更津統括センター管理の業務委託駅で、JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託している。自動券売機・指定席券売機・自動改札機・自動精算機・エレベーター・エスカレーターが設置されている。 2018年1月13日からは、始発から午前6時30分までの間は遠隔対応(インターホン対応は五井駅が行う)のため改札係員は不在となり、一部の自動券売機のみ稼働する。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
利用状況
2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は5,620人である。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
駅周辺
北側と南側の両方にロータリーがありバス・タクシー乗り場、身障者乗降場等が整備されている。また、駅舎と直結した自転車駐輪場が設けられている等、駅周辺が整備されている。
周辺の道路
- 国道16号
- 千葉県道145号長浦上総線
- 千葉県道287号袖ケ浦姉ケ崎停車場線
南口
商業地や住宅街である袖ケ浦市長浦駅前(1-8丁目)地区が広がる。
- 木更津警察署長浦駅前交番
- さつき台病院
- 長浦郵便局
- 袖ヶ浦蔵波郵便局
- 袖ケ浦市立長浦中学校
- 袖ケ浦市立長浦小学校
- 袖ケ浦市立蔵波小学校
- イオン 長浦店 - 1987年(昭和62年)4月3日にダイエーとして開店し、2016年(平成28年)3月6日にイオン長浦店となった。
- 主婦の店 長浦店
- マツモトキヨシ 長浦店
- ビバホーム 長浦店
- しまむら 長浦店
北口
南口とは対照的に、国道16号を挟んで東京湾の埋立地が広がっており、京葉工業地域の工場群が並んでいる。
- 千葉港袖ケ浦地区
- 袖ケ浦市消防本部長浦消防署
- 袖ケ浦市立臨海スポーツセンター
- 京葉シーバース 本社
- 袖ケ浦火力発電所(徒歩約30分)
- 富士石油中袖基地
- としまや弁当 長浦店
バス路線
南口発着
路線バスのターミナルであり、小湊鉄道と日東交通によって運行されている。
- 1番のりば
- 袖ケ浦駅北口行
- 袖ケ浦バスターミナル行
- 代宿団地行
- 椎の森工業団地行
- 姉ケ崎駅西口行
- 2番のりば
- のぞみ野南行
北口発着
アクアライン高速バスのターミナルであり、小湊鉄道・日東交通・京浜急行バスによって運行されている。
- 品川駅東口行
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■内房線
- ■快速(京葉線経由)・■快速(総武線経由)・■普通(各駅停車)
- 姉ケ崎駅 - 長浦駅 - 袖ケ浦駅
- ■快速(京葉線経由)・■快速(総武線経由)・■普通(各駅停車)
脚注
記事本文
出典
広報資料・プレスリリースなど一次資料
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- 千葉県統計年鑑
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- やなぎ屋主人 - つげ義春の作品にN駅として登場する。大衆食堂のモデルとなったのは駅山側徒歩1分にある「よろずや」。作中では、主人公の青年は、親切な駅員に一夜の宿としてやなぎ屋を紹介される。つげは、1962年に実際によろずやに宿泊している。
外部リンク
- 駅の情報(長浦駅):JR東日本



